クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向
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» 2019年10月23日 16時44分 公開

【東京モーターショー】エンジンのマツダ、ついに量産EV車 製造時CO2も考慮し小型化 ロータリー発電と組み合わせも

 自動車メーカーが最新技術を競う東京モーターショーが23日、東京ビッグサイト(東京都江東区)などでの24日開幕に先立って報道陣に公開。マツダは、同社初の量産電気自動車(EV)となるスポーツ用多目的車(SUV)「マツダMX−30」を世界初公開した。CO2排出を製造時点から減らすため、現在の利用実態に適したバッテリー容量と航続距離に抑えた。

[産経新聞]
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 自動車メーカーが最新技術を競う東京モーターショーが23日、東京ビッグサイト(東京都江東区)などでの24日開幕に先立って報道陣に公開。マツダは、同社初の量産電気自動車(EV)となるスポーツ用多目的車(SUV)「マツダMX−30」を世界初公開した。CO2排出を製造時点から減らすため、現在の利用実態に適したバッテリー容量と航続距離に抑えた。

photo マツダが発表したハイブリッド車「MX−30」。前後ドアが観音開きになる=23日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト(佐藤徳昭撮影)

 エンジンにこだわりを持つマツダだが、丸本明社長は令和12(2030)年には生産車両すべてに電動タイプを設ける目標を踏まえ「MX−30は各国のエネルギー事情に応じたマルチソリューションの選択肢の一つだ」と説明。将来はロータリーエンジンで発電して走るハイブリッド車なども投入する考えを示した。

 MX−30は来年後半、欧州で3万3990ユーロ(約409万円)で発売。その他の地域では「適切なタイミングで投入する」(丸本氏)とするにとどめた。4ドアだが、スポーツカー「RX−8」でも採用していたセンターピラー(柱)のない観音開きにし、解放感を高めている。

 EVが普及している欧米では短距離移動用の2台目となっているとの利用実態調査をもとに、バッテリー容量は35.5キロワット時と、日産自動車のEV「リーフ」最新型の約半分に設定。満充電での航続距離は約200キロ。同社によると、バッテリー製造時のCO2排出量は容量によっては、従来のガソリン車全体を製造するとき以上になるという。

 マツダは製造時も含めたCO2排出量を、令和32(2050)年までに9割削減するとの目標を表明している。

photo 東京モーターショー2019のプレスデーで新型車「MX−30」を紹介するマツダの丸本明社長=23日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト(佐藤徳昭撮影)

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