ニュース
» 2019年12月05日 19時58分 公開

【プロが指南 就活の極意】どれだけ知ってる?最近のユニークな面接をご紹介

企業によっては独自の採用方法によって学生を評価している企業がある。この記事では、ここ数年で話題になった「ユニークな面接」をいくつか紹介する。

[産経新聞]
産経新聞

 就職活動の基本的な選考フローは以下の通りです。

(1)書類審査(2)筆記試験(3)面接複数回(4)内々定。多くの企業がこのような流れで学生を採用しています。しかし、企業によっては独自の採用方法によって学生を評価している企業があります。今回はここ数年で話題になった「ユニークな面接」をいくつかご紹介させていただききます。

photo 就職活動の採用面接の一コマ

麻雀採用

 情報機器販売のスターティアが、平成28年度の新卒採用から取り入れた採用方法です。企業と学生で麻雀の点数を競って、優勝者は一気に最終面接からスタートができるという特典が付いています。「ここぞという場面で勝負できる決断力が求められるのは、営業の仕事もマージャンも同じ」という考えが、導入に至った理由だそうです。

ラブレター採用

 Web関連のサービスを提供しているLIGでは、27年度の採用から書類選考・筆記試験・面接などの採用選考をなくし、ただ純粋にLIGへのラブレターだけで判断し、内定を出す採用を取り入れています。「一緒に働きたいと思えるかどうか」を重視する企業側の姿勢が、採用にも強く表現されています。

インフルエンサー採用

 高品質音声処理を手がけるサイバーパスは、インフルエンサー採用を実施しています。

 インフルエンサー採用とは、InstagramやFacebookなどのSNSにおいて大きな影響力を持つ人材を優先的に採用するというものです。SNSによって培った発信力や発想力を、メディアマーケティング事業で生かしてほしいとの理由でスタートしたようです。普段から情報発信をしていて、メディアマーケティングに興味のある学生にリーチした採用方法となっています。

ユニクロパスポート

 ユニクロでは、「就職活動をするタイミングも個人が選べるべき」と考え、大学1、2年生の応募も受け付けています。インターンシップに参加の上、選考を通過した学生には「ユニクロパスポート」を発行。発行から3年以内にこのパスポートを提示すれば、いつでも最終面接を受けられる仕組みとなっています。また、不合格になっても再チャレンジが可能なのが特徴で、年度が変われば1年に1度、再チャレンジが可能です。

 上述した以外にも「顔採用」や「受験料制度採用」など多くの採用方法があります。共通しているのは各社とも、学生の“パーソナリティー”を正確に評価したいと思っていることです。現在の就職活動は、誰でも応募できる環境であるがゆえに、マッチしていないのにとりあえず応募してくる人が紛れることで、本当に必要な人材を見逃してしまっていると企業の人事は感じています。そのため、学生の本当の姿を理解すべく、企業側も試行錯誤しているのです。対策が難しいと考える学生もいるかもしれませんが、「自分自身をアピールする」ということは変わりませんので、自信を持って自分をアピールしてください。

(「内定塾」講師 齋藤弘透)

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間