2019年インバウンド人気上昇都道府県ランキング 3位山形、2位岐阜、1位は意外なあの県

» 2019年12月17日 14時00分 公開
[ITmedia]

 旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2019年の楽天トラベル外国語サイト(6言語10サイト)経由の予約人泊数をもとに、「2019年訪日旅行(インバウンド)人気上昇都道府県ランキング」を発表した。

訪日旅行先で人気の県は?(写真提供:ゲッティイメージズ)

 前年同期比の伸び率が高い順にランキングした結果、1位は新潟県で前年同期比+85.2%の伸びだった。次いで、2位岐阜県(+72.2%)、3位山形県(+64.7%)、4位福島県(+56.2%)、5位群馬県(+52.1%)と続いた。

 新潟県は前年の4位から順位を上げて、2019年は1位を獲得。冬のスキー需要が好調な「越後湯沢・苗場」エリアが+105.7%(約2.1倍)、「上越・糸魚川・妙高」エリアが+95.8%(約2.0倍)と大きく伸長した。

 2位の岐阜県は、前年のランキング圏外から大きく躍進した。エリア別では、新規宿泊施設のオープンが相次いだ「高山・飛騨」エリアが+180.2%(約2.8倍)と大幅に伸びている。

 3位の山形県は、前年の5位から2つ順位を上げた。空港や新幹線の駅からアクセスのよい「山形・蔵王・天童・上山」エリアが+65.4%(約1.7倍)と人気を集めた。その他には、「尾花沢・新庄・村山」エリアが+58.0%(約1.6倍)、「米沢・赤湯・高畠・長井」エリアが+48.6%(約1.5倍)と伸び率が高く、海外から足を運ぶ旅行者が増えていることが分かった。

 なお、同じく楽天トラベルが発表した「2019年年間人気温泉地ランキング」では、静岡県の熱海温泉が6年連続で1位を獲得している。2位以下には、別府温泉(大分県)、草津温泉(群馬県)、函館温泉・湯の川温泉(北海道)、那須温泉(栃木県)がランクインした。

大分県別府温泉

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