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» 2019年12月20日 07時43分 公開

本当に「猫の手を借りる」ビジネス 京都の山奥に“わざわざ行く”観光客が急増 (1/2)

早いもので12月。「猫の手も借りたいほど忙しい」という人は多いでしょう。そこで今回は、実際に猫の手を借りるビジネスをご紹介します。「猫の手を借りる」は、本当に「役たたずの猫でもいないよりマシ」を意味するのでしょうか。

[ZAKZAK]
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 早いもので12月。「猫の手も借りたいほど忙しい」という人は多いでしょう。そこで今回は、実際に猫の手を借りるビジネスをご紹介します。「猫の手を借りる」は、本当に「役たたずの猫でもいないよりマシ」を意味するのでしょうか。

 まずは猫ブームで急に増えたネコカフェ。猫の手を借りるビジネスの代表といえるでしょう。実は私、3年前に愛猫を亡くして以来、何度もネコカフェに通っています。ところが最近、ちょっと行きづらくなりました。最初は愛想よかった猫が、何度も通ううちに「あんたの相手するのは、ここまでよ」と、あしらうような素振りを見せるからです。

 名づけるなら“黒革の手帖ネコ”でしょうか。足元を見られているようですが、その分、お金を払ってしまう客は多いようです。

photo 浄瑠璃寺の招き猫。観光客を本堂に誘うようになった=京都府木津川市

 そこで私は“ネコ寺”に通うようになりました。猫ブームの影響で猫を飼う寺が増えたからです。しかも寺の猫は素朴で“黒革の手帖ネコ”のような怖さを感じることはありません。また、寺も猫たちを大切にしているのが感じられてホッコリします。猫のおかげで観光客が集まるからでしょう。特に少し寂れた寺にとって、その恩恵は大きいようです。

 京都の最南端の山奥に佇む浄瑠璃寺もそのひとつ。平安時代の貴重な古刹ですが、びっくりするほど山奥にあるので、同じ京都でも清水寺や金閣寺のように知られてはいません。むしろ秘寺のような雰囲気が漂っていて、少し前まで観光客はあまり見かけませんでした。

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