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» 2019年12月26日 20時00分 公開

会社が“保菌社員”隠して出社強要! インフル感染で賠償請求できる? (1/2)

会社がインフルに感染した社員に出社を強要したり、社員自身が感染を隠して出社する例もあるようだが、周囲の人がインフルを発症した場合、損害賠償を請求することはできるのか。

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 大相撲の十両貴源治(22)がインフルエンザに感染した状態で冬巡業への出場を指示された問題が物議を醸している。会社がインフルに感染した社員に出社を強要したり、社員自身が感染を隠して出社する例もあるようだが、周囲の人がインフルを発症した場合、損害賠償を請求することはできるのか。

周囲に拡散被害

 貴源治は巡業中にインフルの診断を受け、「少なくとも5日間または解熱後2日間は自宅安静を要する」との診断書を提出したが、巡業部長の判断で取組に出場するよう指示されたという。冬巡業では、インフルで少なくとも関取衆8人以上が休場したとされる。

photo マスク姿の人が増える季節だ(写真と本文は関係ありません)

 一般企業でもインフルに感染した社員には「出社停止命令」や「帰宅命令」が出るところだが、ツイッターには、「インフルの人が上司命令で出社してきてる」との投稿もみられる。

 出社を強要された社員は会社の責任を問えるのか。「理論上は会社に対して損害賠償請求は可能」と語るのは、企業法務も多く扱う大達一賢弁護士。「事業者側は従業員に対して安全配慮義務を負い、従業員の体調への配慮が必要。出社強要はパワハラであり、配慮義務違反にあたり、就業規則の病欠の項目に違反する可能性もある」と解説する。

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