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» 2019年12月28日 08時30分 公開

イオンの「マスク禁止」に波紋! 三越伊勢丹、高島屋、大丸松坂屋は? (1/2)

小売り大手のイオンが、接客時のマスク着用を「原則禁止」とする通達をグループ各社に出し、物議をかもしている。みだしなみのルールを徹底したというが……。

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 小売り大手のイオンが、接客時のマスク着用を「原則禁止」とする通達をグループ各社に出し、物議をかもしている。みだしなみのルールを徹底したというが、ネット上では擁護と批判が交錯、イオンも困惑を隠さない。厚生労働省はせきや飛沫(ひまつ)による感染症を防ぐ方法の一つとしてマスクの着用を呼びかけているが、大手百貨店でも対応が分かれている。


 イオンコーポレート・コミュニケーション部によると、マスク着用を原則禁止とする通達は、今月に入ってグループ各社の人事総務部長宛てに出された。

 通達には例外も示され、食品加工を扱う部署や花粉症などの体調不良の場合はマスク着用を認めるほか、予防目的の着用の際にも申し出るなど、「上司とのコミュニケーションを取り、対応するようにしている」(同部担当者)という。

photo 「マスク禁止」が波紋を広げたイオン

 ただ、「マスク禁止」のインパクトは大きく、ツイッターでは「接客業では当たり前の話」という擁護論もある一方、「自分の身は自分で守らないといけないんじゃないの?」など、従業員の健康という観点からの批判も相次いだ。同部では「みだしなみのルールを徹底する一環として考え方を伝えたものだが、説明が十分ではなかった」としている。

 大手百貨店では、三越伊勢丹ホールディングスが、都内の店舗などで食品や衛生に携わる部門以外でのマスク着用を原則禁止としている。

 その理由について、同社広報は「お客さまからの声によるものが大きい」としたうえで、「マスクをしていると声が聞き取りづらく、表情が分かりにくいのでコミュニケーションに支障が出てくる。また、どの販売員がどこにいるか分かりにくいし、重篤な病を患っているような印象を与え、お客さまが声をかけづらい」と説明する。

 従業員の健康管理については「マスクを着用しなければいけないほど体調が悪い場合は休んでもらう。軽度の場合は整理事務作業など裏方に入ってもらうなど柔軟に対応している」と話す。

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