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» 2020年01月09日 07時32分 公開

ゴーン被告、日本メディアを大半制限 会場周辺に報道陣多数 (1/2)

保釈中に逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)。記者会見を行ったレバノンの首都ベイルートの会場周辺は、8日午後、会見開始の数時間前から日本やフランスなど多数の海外報道陣が集まった。

[産経新聞]
産経新聞

 【ベイルート=佐藤貴生】保釈中に逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)=会社法違反などの罪で起訴=が記者会見を行ったレバノンの首都ベイルートの会場周辺は、8日午後、会見開始の数時間前から日本やフランスなど多数の海外報道陣が集まった。

 冷たい雨が降りしきる中、カメラマンはゴーン被告が会場入りする姿を逃すまいと、車がとまる度に押し寄せていた。また、フランスのテレビ局は会場前で中継のリハーサルを繰り返すなど、フランスでも被告に対する関心度が高いことをうかがわせた。

 会場前で中継の準備をしていたフランス・メディアの男性記者(42)は「フランスでは日産を著名企業に押し上げたことへの尊敬と、高額すぎる給料をとっていたことへの批判で、評価は二分されている。多くの人はニュースなどを通じ、彼は有罪だと感じていると思うが、判決が出る前から妻と会うことが許されないということは考えられないことだ」と述べた。

photo 8日、レバノンの首都ベイルートでゴーン被告の記者会見場周辺に集まった報道陣(佐藤貴生撮影)

 会場前では、リストを持った係員の女性がそれぞれのメディアに対し、入場の可否を告げていた。日本のメディアは大半が入場できなかったもようだ。あるレバノン政府関係者は「ゴーン被告は批判的な質問をされるのを恐れて、日本のメディアを厳しく制限したのではないか」と話した。

 ゴーン被告が会見場に入ったことが分かると、入場が許されなかった邦人記者らが携帯電話でユーチューブを通じ、建物内で始まった生中継に耳をそばだてる姿が見られた。会見が始まっても、多くの報道陣はその場に居続けた。

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