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» 2020年01月22日 07時38分 公開

【日航破綻10年】当時の経営陣は「八百屋の経営もできない」 (3/3)

[産経新聞]
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 だが一方で、現在の日航社内からは「再建の成功体験にとらわれすぎていないか、危機感を持っている」との声も出始めている。

 赤坂祐二社長は「元に戻っているとは全く思っていない」と破綻前の意識への回帰を否定したが、「閉(へい)塞(そく)感、行き詰まりを社員は感じている」と、再建後の新しい日航の姿を模索している状況は否定しなかった。

 今後の日航の目指す姿について赤坂氏は、今年、傘下企業が運航を開始する格安航空会社(LCC)から超音速旅客機まで「多様化するニーズに応えられる『スーパーフルサービスキャリア』になるべきだ」と話したが、日航という鶴は、V字回復からさらに次の成長に向けて羽ばたけるのか。経営陣の手腕だけでなく、JALフィロソフィが社員一人一人に真に浸透したかが問われている。(この連載は大坪玲央、岡田美月が担当しました)

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