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» 2020年01月22日 07時54分 公開

外食業界でも広がる「サブスク」、成功と頓挫 明暗分けた要素は? (1/2)

[ZAKZAK]
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 画期的なサービスに見えたが……。大手焼き肉チェーン「牛角」が昨年11月に導入した1カ月間定額で何度も利用できる「焼肉食べ放題PASS」について、今月7日に販売を終了した。コーヒー、ラーメン、ビールなど外食業界で浸透する「サブスクリプション(サブスク=定額課金)」だが、明暗を分ける要素はどこにあるのか。

売り上げ安定化も

 サブスクとは、会員登録をして毎月一定額の料金を支払うことで利用できるサービスだ。「2013年ごろから主にネットサービスで増え、音楽分野でもサービスが始まったことで注目を集めるようになった。洋服や化粧品、コンタクトレンズなどサブスクを導入する分野は複数にわたる」と解説するのは、ITジャーナリストの三上洋氏。「契約が取れれば、利用の度合いは関係なく固定収入を得ることができるので売り上げの波を吸収できる」のが提供側のメリットだという。

photo 「定額食べ放題」を中止した牛角

 牛角の「焼肉食べ放題PASS」も、月額1万1000円で同店の食べ放題コースが何度でも利用できるという内容だったが、サービスが適用される店舗は東京都内と千葉県内の計3店に限られていた。

 牛角を運営するレインズインターナショナル広報部は「多くの顧客から反響を頂き、予約で連日席が埋まり、来店できない状態になったため販売を停止した」と背景を語る。今後はサービスを適用する店舗を48店まで拡大し、一部の購入者には返金に応じるという。

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