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» 2020年01月29日 07時43分 公開

レオパレス問題はどうなる? 先行きは不透明 (1/2)

賃貸アパート大手のレオパレス21の大株主の「レノ」(東京)は28日、レオパレスの宮尾文也社長を含む全取締役の解任を求める株主提案を取り下げると発表した。

[産経新聞]
産経新聞

 賃貸アパート大手のレオパレス21の大株主の「レノ」(東京)は28日、レオパレスの宮尾文也社長を含む全取締役の解任を求める株主提案を取り下げると発表した。臨時株主総会の開催を決めたことや大株主への事業提携などの改革の説明を始めたレオパレスの姿勢を評価したという。旧村上ファンド系の投資会社、レノが矛を収めたことで、両者の激しい対立は収束に向かう見通しとなった。ただ、施工不備問題を抱えるレオパレスの事業立て直しについては不透明なままだ。

 レノは引き続き、同社幹部で不動産案件が専門の大村将裕氏を取締役に選任する議案を2月27日の臨時株主総会で株主提案する。企業統治の改善を主張し、レオパレス側に要求をのませる姿勢だ。

photo レオパレス21の本社=東京都中野区

 レノ幹部は28日、産経新聞の取材に、レオパレスの企業統治改革について「会社側ではなく株主が指名した取締役が選ばれることで、企業統治の改善につなげられる」との考えを語った。

 同幹部は、平成29年6月に電子部品商社の黒田電気の定時株主総会で、元官僚の安延申(やすのべしん)氏の社外取締役選任を求める議案を株主提案し、認められた経緯について説明。レオパレスの場合でも同様の“作戦”を取る構えだという。

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