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» 2020年03月19日 06時00分 公開

納豆品薄! 業界困惑「コロナに効くというデマ流れている」 (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品切れ状態が続くが、食品では納豆が品薄になっている。生産面にも影響が出る事態となっており、業界団体も困惑を隠さない。

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 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品切れ状態が続くが、食品では納豆が品薄になっている。水戸納豆などの名産地として知られる茨城県が16日時点で感染者が確認されていなかったことから、「納豆がコロナに効く」という情報もSNSで出回っている。生産面にも影響が出る事態となっており、業界団体も困惑を隠さない。


 SNS上では2月下旬ごろから「最近納豆すぐ売り切れるよな」などの声が聞かれた。スーパーでも低価格品を中心に棚から姿を消す状況がみられる。

 SNSなどで茨城県で感染者が出ていないことと納豆を関連付ける情報も流れ、「納豆菌のおかげ」「納豆菌がコロナウイルスをやっつけるんだって!」などの投稿も相次いだ。

photo 観光客にも人気の水戸納豆

 データを確認してみよう。総務省の家計調査(2人以上の世帯)によると、都道府県庁所在市および政令指定都市で、納豆の2017〜19年の年平均支出金額1位は福島市(福島)で2位は盛岡市(岩手)。水戸市(茨城)は3位だ。さらに山形市(山形)、前橋市(群馬)、長野市(長野)、仙台市(宮城)と続く。

 16日時点の感染者は福島県で2人、岩手、茨城、山形の各県はゼロだから「納豆効果」があるようにもみえるが、「ガセネタ」と断じるのは、全国納豆協同組合連合会の広報担当者。

 品薄に至った経緯について、1月30日に国立がん研究センターが、「納豆の摂取量が多いほど循環器疾患死亡リスクが低い」という調査結果を公表したことも背景にあるという。

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