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» 2020年03月24日 05時00分 公開

5G、料金は4G並みも乏しいサービス (1/2)

23日に出そろった携帯大手3社の第5世代(5G)移動通信システムの料金プランは、各社とも既存の4Gの大容量プランに500〜千円上乗せするにとどめた。通信エリアが狭く、5Gを生かした魅力的なサービスも十分でないため、価格設定で強気になれない面があるからだ。

[産経新聞]
産経新聞

 23日に出そろった携帯大手3社の第5世代(5G)移動通信システムの料金プランは、各社とも既存の4Gの大容量プランに500〜千円上乗せするにとどめた。通信エリアが狭く、5Gを生かした魅力的なサービスも十分でないため、価格設定で強気になれない面があるからだ。消費者が飛びつくようなサービスを作り出せるかが5G市場の覇権争いを左右しそうだ。

 「4G(の普及)にはスマートフォンの登場という武器があった。5Gでスマホの形が変わるわけではない。サービスの工夫が必要だ」

 KDDI(au)の高橋誠社長は23日の会見でこう述べ、5G普及の初速は過去の4Gよりも緩やかになる見通しを示した。

photo 「au 5G」26日から提供開始。5Gスマホ発表=23日、東京・虎ノ門(酒巻俊介撮影)

 そのため、5Gの利用で上乗せする月額千円を約2年間割り引くキャンペーンを実施し、動画配信やゲーム、スポーツ観戦やアイドルのライブ鑑賞などの専用サービスも用意する。だが、こうしたサービスを使うには利用料が別途必要で、消費者の心理的ハードルは高く、5Gの普及を後押しできるかは未知数だ。

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