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» 2020年04月02日 18時44分 公開

新築マンション「売れない」は周期的に訪れるが、今年のマンション市場が“フリーズ”するワケ (1/2)

 先日このコラムでかなり困ったことが起きている。

[ZAKZAK]
ZAKZAK

 先日このコラムで書いた通り、住宅業界でかなり困ったことが起きている。

 新型コロナウイルスの影響で生産に滞りが出ている中国の工場から、トイレが入ってこないのだ。トイレを設置できないマンションや戸建て住宅を、購入者に引き渡すことはできない。トイレだけでなく、さまざまな建築用資材や金具などの部材も品薄になりつつある。

 つまり、日本国内では間もなくマンションも含めた新築住宅を、購入者に完全なカタチで引き渡すのが恐ろしく困難になりそうなのだ。

 私は30年以上も新築マンション市場を眺めてきたが、こういうことは初めてである。「売れない」という状態は周期的に訪れるが、「資材がない」ということはなかった。7〜8年前までは「人手が足りないので工期を守れない」というのはよく聞いたが…。

 中国では共産党政権が「操業を再開せよ」と企業に呼びかけていると聞く。もしそれが実態であれば、こういった資材不足は時間がたてば解消するはずだ。

 しかし、単純に生産活動は再開され、品不足は解消するだろうか。楽観はできない。

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