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» 2020年05月02日 06時55分 公開

千葉市で聞いた:新型コロナ禍 それでも夜の繁華街でなぜ働くのか (2/2)

[産経新聞]
産経新聞
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 男性の働く店でも、感染を恐れて出勤しない女性が増えているという。「キャバクラは集団感染が起きやすい“悪者”のように扱われるが、シングルマザーなど生活のために働かないといけない従業員もいる。休んでも生活が保障されるなら僕らも働かない」。男性はその後も客引きを続けていた。

 午後10時ごろ、千葉中央駅の前には客待ちのタクシーが並んでいたが、駅周辺にはほとんど人がいなかった。「30年やってるけどこんなことは初めてだ」と個人タクシーの運転手(53)がぼやいていた。

 午後8時から客待ちをしているが、まだひとりも客を乗せていなかった。

 「休んでいても税金などの固定費は出ていく。生活のためにはこうやって客待ちするしかない」

 この日、新型コロナウイルスの緊急経済対策を盛り込んだ補正予算が参院本会議で可決、成立した。個人事業主には最大100万円の持続化給付金が支給されることになった。それでも運転手は嘆く。「今は給付で何とかなっても先が見えないことに変わりはない。コロナの収束が見えない限り、私たち運転手の生活は来年、再来年も元通りにはならないだろう」。

(長橋和之)

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