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» 2020年05月14日 07時49分 公開

楽天、トラベル事業など大打撃 1〜3月期の最終赤字353億円 (1/2)

 楽天は13日、令和2年1〜3月期連結最終損益が353億円の赤字(前年同期は1049億円の黒字)だったと発表した。4月に本格参入した携帯電話事業への先行投資が重荷になっている。新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす苦境にも直面しており、「楽天トラベル」やスポーツ事業が大打撃を受けているほか、携帯やインターネット通販など中核事業にも影を落とし、収益改善の道のりは険しくなっている。

[産経新聞]
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 楽天は13日、令和2年1〜3月期連結最終損益が353億円の赤字(前年同期は1049億円の黒字)だったと発表した。4月に本格参入した携帯電話事業への先行投資が重荷になっている。新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす苦境にも直面しており、「楽天トラベル」やスポーツ事業が大打撃を受けているほか、携帯やインターネット通販など中核事業にも影を落とし、収益改善の道のりは険しくなっている。

photo 楽天は13日、令和2年1〜3月期連結最終損益が353億円の赤字(前年同期は1049億円の黒字)だったと発表した=東京都世田谷区(佐藤徳昭撮影)

 「多様なビジネスを持つ楽天のエコシステムは強い」。三木谷浩史会長兼社長は13日の決算会見で強調した。新型コロナによる厳しい経営環境下でも強気な三木谷節は健在だった。

 だが、1〜3月期は最終赤字に沈む結果に。楽天は金融やネット通販などを中心に70以上の幅広いサービスを手がけるだけに、新型コロナの影響を受けやすい側面があるのは否めない。

 巣ごもり消費の拡大でネット通販は収益を伸ばしたが、外出制限による旅行需要減少で楽天トラベルが大きくマイナス影響を受け、国内通販を除いたネットサービス事業は赤字に転落。プロ野球やJリーグの試合が中止になっているスポーツ事業の収益も厳しい。三木谷氏も「残念ながら、そんなに簡単に回復が見込めない」と苦境が続くとの見方を示した。

 こうした中、主力事業でも先行き不透明感が強い。携帯事業参入は新型コロナの感染拡大と重なり、初日から販売店の臨時休業を余儀なくされた。大手3社の半額以下の料金で顧客を切り崩し、早期の300万人の契約獲得を目指す三木谷氏は現状について「ほぼ想定通り」とするが、実際は「出足は鈍い」との指摘もある。通信網が弱く、人気機種のiPhone(アイフォーン)にも未対応といった課題が山積しており、事業が軌道に乗るには時間がかかりそうだ。

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