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» 2020年05月19日 10時27分 公開

タピオカブームは不況の前兆? 「まったくの偶然」の声も (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、18日に発表される1〜3月期国内総生産(GDP)はマイナス成長になるのは確実で、4〜6月期は一段と落ち込むと予想されている。ここで注目されているのが「昨年のタピオカブームが不況の前兆説」だ。

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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、18日に発表される1〜3月期国内総生産(GDP)はマイナス成長になるのは確実で、4〜6月期は一段と落ち込むと予想されている。ここで注目されているのが「昨年のタピオカブームが不況の前兆説」だ。実は過去2回のタピオカブームと前後して経済的なショックに見舞われている。タピオカと不況、何か関係があるのか。

 女子高生らが行列を作り、「タピる」が昨年のユーキャン新語・流行語大賞でトップテン入りしたタピオカだが、国内では3度目のブームだった。

 東京商工リサーチによると、第1次ブームは1992年ごろ、中華料理のデザートとして人気を集めた。資産バブルが崩壊し、長引くデフレ不況に突入した時期だ。

 第2次ブームは2008年で、ゼリーに入れたり、たい焼きの生地にタピオカを練りこんだ商品もあった。この年にはリーマン・ショックが起きた。いずれも記録的な不況と前後しており、「タピオカブームは不況の前兆説」が流れている。

 タピオカ入りドリンクは、1杯500円程度が相場。消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏は、「昨年のタピオカブームは若い女性が中心だった。昨年8月に東京都の最低賃金も1000円を超え、若い女性も消費意欲が高まっていたと考えれば、タピオカは好景気の象徴といえなくもない。これは第1次ブームとされるバブル期も同様だった」と分析する。

photo 松崎のり子氏

 その上で松崎氏は「コロナ禍による不況というのは特殊な要因だとしても、昨年から、景気拡大はいずれはじけるという見方はあった」とも指摘する。

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