クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向
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» 2020年06月18日 11時16分 公開

和歌山がバイク普及率全国一、理由は道路事情だけじゃない (1/2)

 梅やミカンの収穫量が全国一の和歌山県が、オートバイ・スクーターの普及率でも都道府県で1位の座を維持し続けていることはあまり知られていない。平成に入ってから行われた国による6回の調査では、1台以上所有する世帯の比率が30〜50%台にも達し、毎回2位以下に大きく差をつけている。その背景には、山がちな地形や道の狭さ、雪があまり降らない温暖な気候、農作業との関係などさまざまな事情がありそうだ。

[産経新聞]
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 梅やミカンの収穫量が全国一の和歌山県が、オートバイ・スクーターの普及率でも都道府県で1位の座を維持し続けていることはあまり知られていない。平成に入ってから行われた国による6回の調査では、1台以上所有する世帯の比率が30〜50%台にも達し、毎回2位以下に大きく差をつけている。その背景には、山がちな地形や道の狭さ、雪があまり降らない温暖な気候、農作業との関係などさまざまな事情がありそうだ。(張英壽)

photo バイクがずらりと並ぶ和歌山県田辺市役所の二輪車置き場

過去6回不動の1位

 総務省が5年ごとに実施している全国消費実態調査によると、和歌山県は、2人以上の世帯がオートバイ・スクーターを1台以上所有している比率を示す普及率が平成元年43.4%、6年56.9%、11年46.2%、16年43.2%、21年42.1%、26年33.3%で、47都道府県中、すべての年で全国1位だ。ここで言うオートバイ・スクーターには、排気量50cc以下の原付きバイク(原動機付き自転車)も含まれている。

 26年の2位以下は、愛媛(27.3%)、京都(25.0%)、奈良(23.9%)、高知(22.9%)で、近畿と四国に集中しているが、30%を超えているのは和歌山だけだ。一方、普及率が低いのは北海道(5.1%)、福井(5.2%)、鳥取(7.2%)の順で、いずれも雪国になっている。

 そのほかの年の2位以下は多少、順位が入れ替わっているが、和歌山の1位は不動で、2位以下と6〜16ポイントもの差をつけている。

photo

 全国消費実態調査は26年までで、昨年実施された全国家計構造調査では、オートバイ・スクーターの項目はなくなった。

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