ニュース
» 2020年07月07日 07時34分 公開

東京都知事選:前回は8割超が供託金没収 なぜ「挑戦者」は後を絶たないのか  (1/2)

5日投開票の東京都知事選には過去最多の22人が立候補したが、その多くが大きな政党や組織の後ろ盾を持たない候補者だった。

[産経新聞]
産経新聞

 5日投開票の東京都知事選には過去最多の22人が立候補したが、その多くが大きな政党や組織の後ろ盾を持たない候補者だった。前回の都知事選では8割以上の候補者が一定以上の票を得られずに高額な供託金を没収されるなど、厳しい戦いを余儀なくされることも多い。なぜ「挑戦者」は後を絶たないのか。(小林佳恵)

諦めない

 「公約を必ず達成する。そして都民の幸せを阻害する既得権益を断ち切る」

 こう訴えた男性候補は、新橋駅前でのごみ拾いの活動を通じて知り合った50人以上のボランティア関係者らに支えられ、選挙戦を戦った。

photo 東京都庁の第一本庁舎=東京都新宿区(佐藤徳昭撮影)

 供託金の一部もごみ拾い活動の関係者からの寄付を受けたといい、「『主要』としてメディアに取り上げられないことは想定していたが、奇跡を信じて当選を諦めるわけにはいかない」と強調する。

 主要5候補ばかりに光が当たりがちだが、都知事選ではそれぞれの候補者が独自の戦いを繰り広げた。

 別の男性候補は、政見放送で自身の主張を力説。公職選挙法の規定に抵触するとして音声を一部削除された箇所もあった。しかし、その奇抜さなどが会員制交流サイト(SNS)で話題となり、ツイッターの検索目印「#(ハッシュタグ)」を付けた自身の名前が、インターネット上で拡散した。

 一方で、選挙公報に記載がないなど、有権者へアピールする場を活用しない候補者もいた。

       1|2 次のページへ

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間

    Digital Business Days

    - PR -