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» 2020年07月11日 07時00分 公開

歴史的な一歩:日本人の月面着陸合意、歴史的一歩へ 道のりは? (1/2)

日本人の月面着陸が現実味を帯びてきた。順調にいけば10年以内に、月面に掲揚された日の丸を見られるかもしれない。実現すれば歴史的な一歩で、国家的な慶事だが、道のりは平坦(へいたん)ではない。

[産経新聞]
産経新聞

 日本人の月面着陸が現実味を帯びてきた。順調にいけば10年以内に、月面に掲揚された日の丸を見られるかもしれない。実現すれば歴史的な一歩で、国家的な慶事だが、道のりは平坦(へいたん)ではない。

 日本の有人宇宙開発は国際宇宙ステーション(ISS)への参加を通じ、世界的なレベルまで到達した。宇宙飛行士の技能はISSの船長を任されるまで磨かれ、技術力も日本実験棟「きぼう」の建設や物資補給機「こうのとり」の運用などで飛躍的に高まった。

photo 米有人月面着陸機の想像図(ブルーオリジン社提供)

 一方でISSは完成から9年が経過し、老朽化が目立っている。有人探査のフロンティアは月や火星に移っており、日本が存在感を示し続けるためには、日本人による月面着陸が不可欠となっていた。

 宇宙開発への国民の支持を集めるアピール効果も大きい。月面で活動する日本人飛行士の姿は注目を集めるに違いなく、多額の予算を必要とする宇宙開発への風当たりを弱めるだろう。

 月面着陸を実現させる鍵は、国際協力で行う有人月探査計画への目に見える形での貢献だ。共同宣言に盛り込まれた居住棟や月面探査車の開発などは、ISSで培った知見を総動員し、着実に進める必要がある。

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