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» 2020年07月21日 16時27分 公開

感染リスクだけじゃない海水浴 コロナの夏、変わる海 (3/3)

[産経新聞]
産経新聞
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開設の自治体も

 一方、海水浴場の開設に踏み切る自治体もある。須磨と並んで関西を代表する和歌山県白浜町の白良浜(しららはま)海水浴場だ。

 白浜町は開設にあたり、新型コロナ感染防止のための独自のガイドラインを策定。更衣室は設置せず、自家用車や宿泊施設での着替えを呼び掛けている。ビーチパラソルを介して感染する可能性もあるため、レンタルは行わず、簡易パラソルを販売するという。

 ライフセーバーは8〜10人を確保。巡回中は、マスクやフェイスシールドを着用する予定。同町観光課は花火大会などの集客イベントを実施しないため、一度に人が集中し、密集状態になることは避けられるとみている。

海の感染リスクは…

 海水浴場での感染リスクはどの程度のものなのか。「海水に混じったウイルスは大量の海水で薄まるので、遊泳中の感染の可能性は低いのでは」と話すのは兵庫医科大の竹末芳生主任教授(感染制御学)。しかし更衣室や簡易トイレといった密閉空間はやはり感染のリスクがある。

 遊泳中であっても直接飛沫(ひまつ)を吸い込めば感染の恐れが高まる。竹末教授は「砂浜でも海中でも2メートル以上の距離を取り、こまめに体を拭く必要がある」と指摘している。

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