ニュース
» 2020年07月25日 08時33分 公開

過剰:「モデルルーム」という接客アイテムは必要なし 同じタイプの住戸を買わない限り (2/2)

[ZAKZAK]
ZAKZAK
前のページへ 1|2       

 先ごろ、ある新興不動産会社が時価総額で大手企業を何社も抜いて上位ランキングに食い込んできた、というニュースが話題を集めた。

 その企業は、マンションの開発件数も多いのだが、あえてモデルルームは作らない。それでもほぼすべての開発物件を建物が完成するまでに完売させてきた。

 つまり、新築マンションを販売するためにモデルルームというアイテムは、必ずしも必要ではないのである。

 同様に、住宅展示場のモデルハウスも2〜3年に一度の割合で建て替える必要はないはずだ。資源の無駄遣いであり、余計なコストの掛け過ぎでもある。

 新型コロナによって世の中のさまざまな無駄があぶり出されている。良い機会だから、モデルルームやモデルハウスなど住宅業界特有の過剰な接客アイテムをゼロベースから見直してみてはどうだろう。

榊淳司(さかき・あつし)

住宅ジャーナリスト。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案・評論の現場に30年以上携わる(www.sakakiatsushi.com)。著書に「マンションは日本人を幸せにするか」(集英社新書)など多数。


前のページへ 1|2       

copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間

    Digital Business Days

    - PR -