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» 2020年09月01日 08時01分 公開

「ウーバーイーツ」VS.「出前館」しのぎ削るなか 宅配フード市場“新規猛追”で混沌 (1/2)

新型コロナウイルスの感染拡大以降、急速に注目を集めたフードデリバリー事業。「ウーバーイーツ」と「出前館」の2強がしのぎを削るなか、出前館によるウーバーイーツの買収検討報道が出たり、有名店と組んだ新規サービスが猛追するなど、宅配レースは混とんとしている。

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 新型コロナウイルスの感染拡大以降、急速に注目を集めたフードデリバリー事業。「ウーバーイーツ」と「出前館」の2強がしのぎを削るなか、出前館によるウーバーイーツの買収検討報道が出たり、有名店と組んだ新規サービスが猛追するなど、宅配レースは混とんとしている。


 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが運営するウーバーイーツは、新型コロナウイルス感染が拡大した2月末から3月末までの1カ月間で、国内の契約店が約2割増え、現在は3万店を突破。配達地域も27都道府県と拡大が続く。

 配送手数料についても月額980円の支払いで1200円以上の注文については常に手数料が0円になるサービス「Eatsパス」を導入した。

photo 街中で見かけることも増えたウーバーイーツの配達員

 飲食店から商品を宅配する配達員についてはトラブルも相次いでいる。配達員らでつくる労働組合「ウーバーイーツユニオン」の調査によると、1〜3月だけで計32件の配達員が絡む事故の報告が寄せられた。配達員は従業員ではなく個人事業主への業務委託という形態であることを問題視する向きもある。

 業界2番手の外食宅配ポータルサイト「出前館」は直近1年間で加盟店が1万店増加し、計3万店に到達した。今年3月にはLINEが追加出資と、社長の派遣を決めて出前館を実質子会社化し、さらなる事業の強化を急いでいる。

 有名タレントを起用したCMも派手に展開しているウーバーイーツと出前館の2強だが、18日には出前館がウーバーイーツの買収を検討していると報じられ、関係者を驚かせた。出前館側は「事実無根」と否定した。

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