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» 2020年09月10日 09時23分 公開

ドコモ口座経由での不正引き出し 全35行との新規ひも付け停止

 NTTドコモは9日、電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を利用した不正な預金引き出しが発覚し、ドコモ口座と連携する計35の銀行全てと新規のひも付けを停止することを明らかにした。これまでに少なくともゆうちょ銀行や地方銀行など10行で被害を確認。ドコモなどは実態の把握を急ぐとともに、預金引き出しに必要な本人確認の厳格化などの検討を始めた。

[産経新聞]
産経新聞

 NTTドコモは9日、電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を利用した不正な預金引き出しが発覚し、ドコモ口座と連携する計35の銀行全てと新規のひも付けを停止することを明らかにした。これまでに少なくともゆうちょ銀行や地方銀行など10行で被害を確認。ドコモなどは実態の把握を急ぐとともに、預金引き出しに必要な本人確認の厳格化などの検討を始めた。

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 ドコモなどによると、銀行の口座番号やキャッシュカードの暗証番号が何らかの手口で不正に盗まれ、預金をドコモ口座にチャージ(入金)する手法で不正に引き出されたという。これまでにゆうちょ銀行のほか、イオン銀行、みちのく銀行(青森市)、七十七銀行(仙台市)、東邦銀行(福島市)、大垣共立銀行(岐阜県大垣市)、中国銀行(岡山市)、滋賀銀行(大津市)、鳥取銀行(鳥取市)、紀陽銀行(和歌山市)で被害を確認したが、各行の預金者の被害額などは判明していない。

 ドコモ口座は電子決済で使う電子マネーを一時的に銀行口座から引き出しておくサービスで、預金などを目的とした銀行口座とは異なる。銀行口座とひも付けしてドコモ口座にチャージされた電子マネーを送金や現金化する際には、本人確認が求められるが、スマホ決済「d払い」などでは本人確認は不要で、実際の店舗や通販サイトで買い物が可能。不正入手した銀行口座情報をもとに、フリーメールを使って銀行口座の名義人になりすますことも容易でこうした弱点が悪用された可能性がある。

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