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» 2020年09月14日 15時52分 公開

様相は一転:強まる“投資会社”色 見えにくいソフトバンクGの成長戦略 (1/2)

すソフトバンクグループが英半導体開発大手アームの全株式を最大400億ドル(約4兆2千億円)で米半導体大手エヌビディアに売却ることになった。

[産経新聞]
産経新聞

 ソフトバンクグループ(SBG)が英半導体開発大手アームの全株式を最大400億ドル(約4兆2千億円)で米半導体大手エヌビディアに売却することになった。売却により同社の財務体質は大きく改善するが、アームは同社が保有する資産の中でも最も成長が期待できる銘柄の一つだった。高値で売却できるこのタイミングで手放すという判断は、SBGの投資会社としての側面が一層強まったといえるが、同社の成長戦略は見えにくくなってきている。

photo ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長

 「来年、再来年、一気に加速して伸びるというふうに私は確信しております」。今年6月に行われた株主総会で、SBGの孫正義会長兼社長はアームについてそう絶賛していた。

 アームの製品は米アマゾンのサーバーに採用が決まるなど、出荷数が急伸。スーパーコンピューターの性能を競う世界ランキングで世界1位となった理化学研究所の新型スパコン「富(ふ)岳(がく)」の心臓部の中央演算処理装置(CPU)にもアームの製品が使われており、「戦略的中核会社の一つ」(孫氏)との位置づけだった。

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