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» 2020年10月06日 13時30分 公開

コロナで高まる存在感:ラジオもネットも「ながら聴き」が活況、なぜ? (1/4)

ラジオ復権の切り札と期待される取り組みに番組をインターネット配信するradiko(ラジコ)がある。設立から10年。民放全99局が参加し、月間利用者数は約900万人で推移するまでに成長した。

[産経新聞]
産経新聞

 ラジオ復権の切り札と期待される取り組みに番組をインターネット配信するradiko(ラジコ、東京都)がある。設立から10年。民放全99局が参加し、月間利用者数は約900万人で推移するまでに成長した。ただ、勢いが持続するかは分からない。ラジオの魅力を発信し、生活に定着させることが課題だ。(粂博之)

スマホ普及が後押し

 日曜午後に放送されている「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(東京エフエム)は、この秋に放送開始28周年を迎えた長寿番組だ。9月27日放送の番組中、ミュージシャンの山下達郎さんは、ある異変を語った。

 1970年代から活躍する山下さんのファンは中高年層が中心だが「信じられないこと」に「10代、20代の方々が本当にたくさん(メールやはがきを)くださいます」。その要因は「ラジコ」だろうと指摘した。

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 平成22年にサービスを開始したラジコは、スマートフォンの急速な普及に後押しされてきた。ビデオリサーチが昨年実施した調査によると、ラジオを聴く際にネット配信を利用(スマホ、パソコン、タブレット端末の合計)は35%で、ラジオ受信機の36%と拮抗(きっこう)する。世代別にみると、20代の57%、30代の48%がネット配信を利用していた。

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