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» 2020年10月15日 16時44分 公開

厳しい状況が続く:線引きに不満! Go To イート、舞妓さん呼ぶと対象外 (1/3)

新型コロナウイルス感染拡大で苦境に立たされた飲食業に対する政府の支援策「Go To イート」。「接待を伴う飲食店」として除外されていた京都の料亭も直前に登録対象と認められた。しかし……。

[産経新聞]
産経新聞

 新型コロナウイルス感染拡大で苦境に立たされた飲食業に対する政府の支援策「Go To イート」。「接待を伴う飲食店」として除外されていた京都の料亭も直前に登録対象と認められた。「イートを機にお客さんが増えてほしい」。老舗料亭からは客足回復への期待が寄せられるものの、芸舞妓(げいまいこ)を手配しないことが容認の条件に。二人三脚で京都のお座敷文化を築いてきた「花街」を排除した登録条件に複雑な思いも交錯する。(秋山紀浩、桑村大)

老舗料亭も打撃

 「なじみの薄い方にも足を運んでもらい、料亭の良さを実感してほしい」。享保3(1718)年に創業した老舗料亭「ちもと」(京都市)の店主、松井明太(めいた)さん(80)はキャンペーンを前向きに捉える。

photo 扇子で口元を隠しながら客との会話を楽しむ祇園東の舞妓、叶久さん=14日午後、京都市東山区の叶家(桑村大撮影

 鴨川沿いにある同店は、日本画家の竹内栖鳳(せいほう)や堂本印象ら多くの文化人に愛されてきた。しかし、緊急事態宣言中は営業自粛を余儀なくされ、再開後も客は例年の3割程度まで落ち込んだ。

 それだけにイート効果に望みをかける気持ちは強い。同店では1万9千〜3万8千円で夜の懐石を提供しているが、「プレミアム付き食事券を使うことで、ハードルが高いと感じていた人も来てくれるかもしれない」と期待を込める。

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