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» 2020年10月22日 17時17分 公開

多くの関係者は疑問視:伊藤忠、商社流経営で“負け組”ファミマを再生できるか (1/2)

伊藤忠商事などによる全株式の取得が決まり、ファミリーマートは、伊藤忠主導の経営に移行する。今後の焦点は、令和2年8月中間決算で、コンビニ大手で唯一の最終赤字に転落した“負け組”のファミマを、3年3月期の業績予想で最終利益が初めて総合商社首位に躍り出た伊藤忠が再生できるかに移る。

[産経新聞]
産経新聞

 伊藤忠商事などによる全株式の取得が決まり、ファミリーマートは、伊藤忠主導の経営に移行する。今後の焦点は、令和2年8月中間決算で、コンビニ大手で唯一の最終赤字に転落した“負け組”のファミマを、3年3月期の業績予想で最終利益が初めて総合商社首位に躍り出た伊藤忠が再生できるかに移る。

photo ファミリーマートの店舗=東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

 ファミマの業績悪化が際立つのは、長年の課題が、新型コロナウイルス感染拡大で増幅されたためだ。首位のセブンーイレブン・ジャパンは、冷凍食品やプライベートブランド商品などで品ぞろえを拡充し、食品スーパーなどに引けを取らない「日常使い」を志向。コロナ禍での巣ごもり需要を取り込み、減収を最小限にとどめた。ローソンは強みの高級スイーツを軸に、巣ごもり需要に、活路を見いだしている。

 これに対し、ファミマは規模拡大を優先させたものの、ここ数年メガヒット商品がないなど、商品面では個性や強みを発揮できない状況が続いていた。さらに都心部やオフィス街などの出店が多い中で、コロナ禍での在宅勤務が客離れにつながり、苦戦がより一層鮮明になった。

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