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» 2020年11月13日 14時34分 公開

新型コロナで航空貨物業界に好機 スペース不足、専用機の大型化も (3/3)

[産経新聞]
産経新聞
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関空の強み

 ルフトハンザ・カーゴが関空に大型機を投入する理由がもう一つある。市場の規模感だ。

 「強力な市場こそがこの機体の運航にふさわしい。関空はその一つだ」

 シュミット支社長はこう強調する。関空は関西を中心に、中部圏〜九州の企業の電子部品や自動車部品などの貨物輸送の中心地を担う。欧州を経由して北米や中南米、アフリカとも貨物の輸出入を行っている。

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 さらに新型コロナの感染防止に向けて、開発が急がれているワクチンの輸送も見込む。関空は高度に温度管理できる医薬品専用倉庫を備えており、9月の輸入額のうち医薬品は品目別でトップを占めて842億円に上った。シュミット支社長は「来年以降はワクチンの輸送需要が増え、(低温での管理など)物流が直面する課題は今までになく大きくなる」と予想した。

 関空は国内では珍しい完全24時間空港のため、深夜でも貨物を受け入れ、未明のうちに目的地に飛ばせる優位性もある。4千メートルの滑走路を備えることも大型機の離着陸を可能にする。

 新型コロナによるピンチをチャンスに変えられるか。今、関空の真価が問われている。

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