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» 2020年11月18日 08時27分 公開

コロナ禍でも「唐揚げ」売り上げ好調 (2/2)

[産経新聞]
産経新聞
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 光苑創業者の相川幸子さん(47)によると、新型コロナウイルス感染拡大を受けて緊急事態宣言が発令された4月以降、テークアウトの売り上げが前年の約1.5倍に急増したという。

 「唐揚げは主菜にも副菜にもなる。巣ごもり生活で『調理疲れ』した主婦にとっても便利な一品なのではないか」と相川さん。

 調査会社の富士経済が6月に発表した報告書によると、今年の唐揚げ市場の規模は前年比約2割の増加が見込まれている。

 唐揚げ人気の高まりを受け、新規参入する動きも出始めた。居酒屋大手のワタミは、これまでは埼玉県内に展開していなかった唐揚げ専門店「から揚げの天才」を今年に入り、川口市や上尾市などの7カ所で新規開業した。同社によると、どの店舗も売り上げは好調で、年内に追加出店する可能性もあるという。

 日本唐揚協会の調査では、県内の唐揚げ専門店は平成30年4月時点で52店舗だったが、今年4月には118店舗になった。

 増加の背景には新規参入のハードルの低さもあるようだ。同協会によると、唐揚げ店は原則、フライヤーと冷蔵庫さえあれば営業できるため、他の飲食業に比べて初期費用は約3分の1で済むという。

 協会専務理事の八木宏一郎さん(45)は「自宅での調理の手間、巣ごもり需要などのさまざまな条件が重なった結果、唐揚げの売り上げが伸びている。今後、唐揚げはさらに身近な存在になるのではないか」と語った。(竹之内秀介)

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