集英社は3日、同日付の産経新聞夕刊(大阪本社発行)など全国紙5紙の夕刊に、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの漫画「鬼滅(きめつ)の刃」の全面広告を掲載する。4日に最終23巻が発売されることを記念するもの。同作に登場する「鬼殺(きさつ)隊」(鬼から人を守る組織)の長、産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)の“名言”を載せるとともに、作品に込められた思いを表現する。
「鬼滅の刃」最終23巻の表紙 (C)吾峠呼世晴/集英社
掲載媒体は産経、朝日、毎日、読売、日経の各紙夕刊。産経夕刊は、関西2府4県の新聞販売店や駅売店などで購入可能。
「鬼滅の刃」は、人食い鬼がすむ大正時代の日本が舞台。鬼に家族を殺された主人公の少年・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が鬼と化した妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つために旅立つ。平成28年2月から今年5月にかけ、週刊少年ジャンプで連載。単行本累計発行部数は最終23巻で1億2000万部(電子版含む)を突破する。
また、全国公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、11月29日までで興行収入が275億円を突破。洋画「タイタニック」を抜き国内興収歴代2位となるなど、社会現象となっている。
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