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» 2020年12月17日 15時46分 公開

「GoToトラベル」停止しても批判 矜持なき野党とメディア「遅すぎる」「観光業に打撃」大騒ぎ 隙見せる菅政権にも問題

 「GoToトラベル」をめぐっては、「止めないと医療崩壊する」と声高に叫んでいたニュース番組やワイドショーなどが、いざ停止が決まると「観光業界に大打撃だ」と騒ぎ始めた。

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 「GoToトラベル」をめぐっては、「止めないと医療崩壊する」と声高に叫んでいたニュース番組やワイドショーなどが、いざ停止が決まると「観光業界に大打撃だ」と騒ぎ始めた。

photo 菅首相

 GoTo停止が決まる前は、感染拡大で「病床が逼迫(ひっぱく)している」という論調が中心で、GoTo停止を判断できない政府に批判的だった。

 ところが、政府がGoTo停止を決めると、旅館やホテル、旅行代理店の悲鳴ばかりを強調した。旅行関連業界への打撃が大きくなることは誰にでも予想できたが、停止が決まった後になって同情してみせた。

 ネット上では、「暴力をふるった後にやさしくするDV(家庭内暴力)のようだ」と皮肉る声もあった。

 野党は衆参両院の内閣委員会で16、17両日に行われる閉会中審査で、政府の判断は「遅すぎた」と追及する構えだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は15日の党会合で、「後手に回った。勝負の3週間に何の手も打てず、こうした事態を招いた」と批判。「結果的にGoToが観光、飲食業により大きな打撃を与えた。失策への補償措置を打ち出すことを求めたい」とも訴えた。

 共産党の志位和夫委員長は記者会見で「なぜ28日まで待つのか。感染の拡大が続いている。直ちに中止を決断して実行すべきだ」と主張した。

 評論家の八幡和郎氏は「野党にしろメディアにしろ、『GoTo』を批判してきたのに、今度は旅行業者にキャンセルが相次いでいることを問題視していて、一貫性も矜持(きょうじ)もないように感じる」と述べた。

 一方で、政府の決定については「『キャンセル料は補償するが、どうしても旅行したい人への補助も続ける』というくらいでよかったのではないか。こうした隙を野党やメディアに狙われているようだ」と指摘した。

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