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» 2021年02月15日 19時09分 公開

シウマイ弁当、ひっぱりだこの蓋の打開策は? 苦戦する駅弁業界成功例も(1/2 ページ)

コロナ禍で苦境に立たされているのが駅弁業界だ。前回の緊急事態宣言以降、人の移動が大幅に減ったことで、ターミナル駅を中心に売り上げの落ち込みが深刻となった。2度目の宣言が延長されるなか、逆境をはね返す打開策も生まれ、成功例も相次いでいる。

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 コロナ禍で苦境に立たされているのが駅弁業界だ。前回の緊急事態宣言以降、人の移動が大幅に減ったことで、ターミナル駅を中心に売り上げの落ち込みが深刻となった。2度目の宣言が延長されるなか、逆境をはね返す打開策も生まれ、成功例も相次いでいる。

 「シウマイ弁当」で知られる「崎陽軒」(横浜市)ではコロナ禍以前、1日平均約4万2000個の弁当が売れていたが、「前回の緊急事態宣言を受け、昨年4〜5月ごろには売り上げが約7割程度落ち込んだ」と担当者。新幹線が停車する東京駅や新横浜駅などが稼ぎ頭だったが、「外出自粛の影響でターミナル駅の販売が振るわなかった」という。

 コロナ禍でも人気なのが郊外型店舗だ。昨年9月以降、路面店を複数開店。「人との接触が少ない車移動で購入できることから好調だ」と担当者。全国から注文できる冷凍食品の販売、3000円以上購入で無料の宅配サービス(一部地域)も始め、売り上げは前年の約7割程度まで回復してきた。今月24日までツイッターで好きなおかずの投稿を募り、3月に「願いがかなったお弁当」を発売予定だ。

photo 人気の「ひっぱりだこの蓋」(淡路屋提供)

 タコつぼ風の陶器にマダコやアナゴ、季節の野菜を盛り込んだ「ひっぱりだこ飯」が人気の淡路屋(神戸市)も苦境に立たされていた。広報担当者は「昨年4〜5月ごろは売り上げが最大で9割減となった。緊急事態宣言の解除や『Go To』事業の影響で、11月には売り上げが6割程度まで回復したが、今回の緊急事態宣言で前年の8割減と厳しい状況が続いている」と明かす。

 同社の打開策は、「ひっぱりだこ飯」の容器にかぶせる蓋(税込み440円)の販売だ。「最初に販売した1000枚は瞬く間に売り切れ、追加の1000枚も売り切れ間近」と好感触のようだ。

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