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» 2021年03月27日 07時03分 公開

最高益叩き出したクレベリン 正露丸超える大幸薬品の顔にラッパのマーク(2/2 ページ)

[産経新聞]
産経新聞
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科学的根拠積み上げ

 ただ、コロナの影響で空間除菌をアピールする商品が市場で急増。消費者庁は昨年5月、「身につけるだけで空間のウイルスを除去」などと表示した販売業者5社に行政指導を行った。利用者からの問い合わせもあり、大幸薬品はその日のうちに5社に含まれていないことを公表するなど事態の対応に追われた。

 クレベリンは日用雑貨品で特定のウイルスへの効果などをアピールすることはできないが、行政指導などの経緯から科学的根拠の積み上げを進めている。

 昨年10月、クレベリンに含まれる二酸化塩素について、コロナウイルスの体内への感染を阻止するメカニズムが解明されたとする論文を科学誌に発表。今年2月には、コロナウイルスを不活化させる効果があるとする大阪府立大との共同研究を学会で発表した。

 大幸薬品は「今後もコロナを含む感染症対策に関する有用性の検証を進めていきたい」としており、将来的な医薬品化も見据える。

 また、並行して海外市場の開拓も進める。中国や香港、台湾の現地法人の令和2年の売り上げは前年の4倍まで成長。昨年10月には大幸薬品インターナショナルを設立し、欧州や中東、中南米の新規開拓に挑んでおり、すでにトルコやロシア、インドなどでの販売展開を予定している。

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