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» 2021年04月30日 08時45分 公開

スマホゲームが1兆円市場に 「巣ごもり」取り込む、仕掛けも多彩(2/3 ページ)

[産経新聞]
産経新聞

百花繚乱(りょうらん)の時代

 「スマホならではのプレー体験を提供した」と評されるのは、28年にリリースされ、世界的にヒットした「Pokemon(ポケモン)GO」だ。現実世界を映した映像にグラフィックや音を重ね合わせるAR(拡張現実)技術と位置情報を活用することで、現実に歩いてポケモンを捕まえる。小学生から高齢者までプレーヤーの年齢層も大きく広がった。配信元であるNiantic(ナイアンティック)の広報担当者は「人々が『歩いて探索し、新しい発見や他の人々と交流する』ことをサポートしたいと考えた」と話す。

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 今やスマホゲームのジャンルは多種多様だ。パズルやクイズ、育成ゲームのほか、ドラゴンクエストのようなRPG(ロールプレーイングゲーム)、野球やサッカーなどのスポーツ、キャラクター視点で戦うFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)など。人気マンガ原作のものや、日本将棋連盟公認の本格将棋ゲームなども根強い人気がある。

 今年2月のリリース後、わずかな期間で600万ダウンロードを突破した「ウマ娘 プリティーダービー」は、有名競走馬が美少女化し、アイドルとして登場する育成ゲームで、従来の競馬ファンからも注目される。競馬場を“聖地巡礼”として訪れるファンが増えたほか、ゲームに登場する競走馬の誕生日祝いに、引退馬の余生の資金を募ったところ、目標額300万円に対し2500万円以上が集まるなど、現実社会にも影響を及ぼしている。

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