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» 2021年05月24日 18時47分 公開

ワクチン接種で、景気は良くなるのか接種普及に全力を(1/2 ページ)

せっぱ詰まった菅義偉首相の大号令によって、高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種がようやく本格化しそうだ。が待てよ、ワクチン接種率が上がれば、新規感染者は少なくなり、景気は良くなるだろうか。

[ZAKZAK]
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 せっぱ詰まった菅義偉首相の大号令によって、高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種がようやく本格化しそうだ。が待てよ、ワクチン接種率が上がれば、新規感染者は少なくなり、景気は良くなるだろうか。

 グラフは、米データサービス会社のCEICがまとめている主要国別のワクチン摂取率で、時点は5月15日である。米英両国ではすでに8割を超えているが、日本は4.4%で世界全体平均の18.6%の4分の1という恐るべき低水準である。

photo 世界各国の新型コロナワクチン接種率

 では、新規感染はどうか。世界保健機関(WHO)のデータをもとに100万人当たりの新規感染者の数を、5月16日までの1カ月間でみると、米国4472人、英国1016人に対し日本は1246人である。日本は接種率がダントツで高い英国よりもやや多いものの、同じく接種優等国米国よりもはるかに新規感染率が低いではないか。

 4月16日時点でのワクチン接種率は英国62%、米国60%、日本1.4%だった。感染者把握の正確さにばらつきはあるとしても、ここまで日米の感染率の差が大きいと、ワクチン接種が進んだからといって、接種が進まない国に比べて新規感染数の割合が低くなると、必ずしも言えないことになる。

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