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» 2021年06月16日 09時09分 公開

「システム障害、ネットニュースで把握」みずほ頭取

みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長とみずほ銀行の藤原弘治頭取らは15日午後、東京都内で記者会見を開いた。藤原頭取は2月28日午前に発生したシステム障害について同日午後1時半ごろインターネットのニュースで知ったことを明らかにし、「組織的な反省点」だと認めた。記者会見での主なやり取りは次の通り。

[産経新聞]
産経新聞

 みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長とみずほ銀行の藤原弘治頭取らは15日午後、東京都内で記者会見を開いた。藤原頭取は2月28日午前に発生したシステム障害について同日午後1時半ごろインターネットのニュースで知ったことを明らかにし、「組織的な反省点」だと認めた。記者会見での主なやり取りは次の通り。

photo 会見に臨む(左2人目から)みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長、みずほ銀行の藤原弘治頭取=15日午後、東京都千代田区(川口良介撮影)

――再発防止にあたって坂井社長は今後どうする

坂井社長 「実効性、持続性を確保すべくありとあらゆることをやる。一時的なルール、精神論的総括では不十分だ。日々の業務運営を通じて、再発防止策がしっかりとグループ会社の運営に定着することが不可欠。経営陣の伝え方を反省するのではなく、現場にどう伝わっているかしっかり向き合うことが必要だ」

――平成30年6月には約1800件のカードや通帳の取り込みがあったが、公表しなかった

 「事後的に会議で報告は受けたが、ATM(現金自動預払機)の障害でお客さまに迷惑をかけたという問題意識が足りなかった。お客さまの苦情対応はそれなりに把握できていたが、(カードや通帳の)取り込みの把握が抜けていた」


 「各所からの指摘は重く受け止めないといけない。その時、その時、やれることをやってきたが、まだまだ課題があるということなので、報告書の内容を踏まえ、課題を克服していきたい」


 「今はグループとして、とにかく全力で力を合わせて再発防止策を立ちあげていく。経営責任は本日決めた形で明確化した。今後、再発防止策の状況をみた上で、必要な人事は考える」


 「一報のメールを午後2時過ぎに受け取った。その時は個人的な事情でメールを見れる状態ではなく、午後4時すぎに認識した」

藤原頭取「午後1時半ごろ、インターネットのニュースで見て、すぐに本部に連絡した。状況を把握して、お客さま対応をしっかりやるように指示した」


 「インターネットのニュースをみてから行動を起こしたというのは組織的な反省点、経営の問題だ。上司に相談しやすい風土を作るのは経営者の仕事。役員が一同団結して、グループの問題として対処していく」

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