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» 2021年09月07日 06時58分 公開

カツカレーが英国で独自に進化! 理由は年間500万食

一種の逆輸入か。日本では古くから定番料理のカツカレーが、いま英国で大流行している。日本式のカレーライスは19世紀に英国から伝わって独自の進化を遂げたが、英国の「KATSU CURRY(カツカレー)」も多種多様で、スムージー型の商品も発売されたというから驚きだ。

[ZAKZAK]
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 一種の逆輸入か。日本では古くから定番料理のカツカレーが、いま英国で大流行している。日本式のカレーライスは19世紀に英国から伝わって独自の進化を遂げたが、英国の「KATSU CURRY(カツカレー)」も多種多様で、スムージー型の商品も発売されたというから驚きだ。


 写真共有アプリのインスタグラム上では、「#katsucurry」というハッシュタグをつけた投稿が10万件以上投稿されている。多く目につくのは英国のユーザーで、カレーライスにトンカツがトッピングされたものだけでなく、色とりどりの野菜が添えられた料理やハンバーガー、うどんのような料理の写真も投稿されている。

 農林水産省によると、日本のカレーは、19世紀に欧米の文化を取り入れようとした日本に英国から伝わったものだという。そこから生まれた日本式カレーの傑作の一つがカツカレーだが、逆輸入された形の英国では独自の進化を遂げているようだ。

 現地メディアによると、英国内のカツカレーブームの震源地は、1992年に英国で創業された日本食チェーン「wagamama(ワガママ)」とされている。英紙アイによると、同店では2019年時点で年間500万食以上のカツカレーを売り上げたという。特に好まれているのはチキンカツカレーで、日本と違って豚肉を使ったカツカレーは主流ではないようだ。

 英国のスーパーでは、お湯を注いで調理するインスタントのカツカレーも販売されており、SNSにはこの商品を食べた様子が複数投稿されているが、カツらしきものは見当たらない。

 前出のワガママでは、カツカレーソースに複数の果物を混ぜたスムージーまで販売している。外出先で気軽にカツカレーを楽しむ趣旨の商品だというが、もちろんカツは付属していない。

 こうした英国独自の動きに、SNSでは「#katsucurrypolice(カツカレー警察)」というハッシュタグが出現し、主に日本人から「英国では日本式のカレーを全て『カツカレー』と呼ぶのか」といった指摘も飛び交っている。日本でもカレーのトッピングは多様なだけに、英国式“カツカレー”にも寛容にありたいところだ。

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