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» 2021年09月20日 07時09分 公開

100万円で看護師求む 新潟・佐渡ギリギリの病院事情現場の現実(1/3 ページ)

新潟県の離島、佐渡島で唯一、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている新潟県厚生連佐渡総合病院。コロナ禍で医療崩壊が現実味を帯びる中、全島を管轄する佐渡市は、同病院で働く即戦力の看護師を緊急募集している。

[産経新聞]
産経新聞

 新潟県の離島、佐渡島で唯一、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている新潟県厚生連佐渡総合病院。コロナ禍で医療崩壊が現実味を帯びる中、全島を管轄する佐渡市は、同病院で働く即戦力の看護師を緊急募集している。採用そのものは病院だが、勤務すると市が支度金として総額100万円を支給する。市の担当者に支度金に込めた思いを聞くとともに、病院長に医療現場の現実を聞いた。

看護師求む

 募集しているのは、急性疾患や重症の患者を24時間体制で治療する急性期病棟や、救急病棟で3年以上の実務経験を持つ看護師を5人程度。症状が急変するコロナ患者に対応するためで、45歳未満で県外在住、佐渡総合病院に2年以上勤務する意思があることが条件になっている。

photo 新潟県佐渡市の中核病院「佐渡総合病院」(本田賢一撮影)

 県外在住を条件にしているのは、看護師不足が深刻な県内で看護師の取り合いのような状況が生じるのを防ぐためだ。

 就業した看護師には支度金として当初70万円を支給し、3年続けて勤務するとさらに30万円を支給。支給総額は100万円になる。このほか、病院施設の見学旅費として最大5万円、面接の交通費として同3万円を補助する。同病院は保育園が完備され、子供の面倒を24時間みてくれる。

 市医療対策課の金子聡課長は「7月から募集を告知しているが、応募、問い合わせとも全くない。都会の病院より勤務は楽で、生活も楽になるはず。佐渡の医療崩壊を防ぐためにも、どうか力を貸してほしい」と訴える。

 申込期限は来年3月15日まで。申込用紙は同市の公式ホームページ(city.sado.niigata.jp/)からダウンロードできる。

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