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» 2021年10月12日 07時46分 公開

半導体不足が日系自動車大手の中国販売直撃 9月はトヨタ、ホンダ、日産軒並みマイナス

【北京=三塚聖平】トヨタ自動車が11日に発表した中国市場における9月の新車販売台数は、前年同月比35.9%減の11万5千台だった。主に世界的な半導体不足による影響を受けた。同日に発表したホンダと日産自動車も前年実績を大きく下回った。好調が続いてきた中国自動車市場の変調が鮮明になっている。

[産経新聞]
産経新聞

 【北京=三塚聖平】トヨタ自動車が11日に発表した中国市場における9月の新車販売台数は、前年同月比35.9%減の11万5千台だった。主に世界的な半導体不足による影響を受けた。同日に発表したホンダと日産自動車も前年実績を大きく下回った。好調が続いてきた中国自動車市場の変調が鮮明になっている。

photo トヨタ自動車のロゴ=東京都品川区(佐藤徳昭撮影)

 トヨタは、2カ月連続のマイナスで、下落幅は8月(11.9%)から拡大した。東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大により、半導体を含む部品の調達が滞ったことが生産、販売に響いている。

一方、ホンダは28.1%減の12万1448台だった。マイナスは5カ月連続。日産は26.2%減の10万4443台で、5カ月連続で前年実績を下回った。

 コロナ禍からの回復基調が続いてきた日系メーカーの中国販売だが、部品不足や市場の落ち込みによる影響を当面引きずり低迷が続く可能性がある。また、新たな不安材料として、中国各地で電力不足が深刻化して停電が相次ぐ。日系自動車大手は停電による打撃は直接受けていないと説明しているが、一部では地元の部品供給業者に影響が出ることが懸念される。

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