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» 2021年11月02日 17時33分 公開

時短解除で始まる“飲食店サバイバル” 酒場でスイーツや総菜パンも販売(1/2 ページ)

新型コロナウイルスの感染者も減り、東京都や大阪府などの飲食店への営業時間短縮要請が解除されたが、サバイバルはむしろこれから厳しくなりそうだ。

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 新型コロナウイルスの感染者も減り、東京都や大阪府などの飲食店への営業時間短縮要請が解除されたが、サバイバルはむしろこれから厳しくなりそうだ。「宴会控え」の風向きは変わりそうになく、各店は販路拡大を目指し、新業態で勝負する店も増えている。

 「続けていてよかった」と心境を吐露するのは、イタリアンバル「赤バルレッツェ」の寄木(よりき)一真営業部長(44)。約1年ぶりに閉店時間を宣言解除後の午後9時から11時30分に戻し、通常営業となった赤羽店には、夫婦や母娘連れ、常連客らが店を訪れた。

photo 店の一角でスイーツを販売する「赤バルレッツェ」赤羽店=東京都北区

 「いままでは飲食店がいじめられている感覚だった。解除でうれしい」と語るのは自営業の男性(54)。事務職の妻(54)は「(解除後)即、飲みに来た。いままで繁華街は避けていたが、来やすくなった安心感がある」と肴(さかな)に舌鼓を打つ。

 保育園経営の女性(58)は「久しぶりに赤羽に来た。(コロナ禍では)気持ちが暗かったし、長年働いてきた職員の『ご苦労さま会』もできなかった」と感慨深げにグラスを傾けた。

 同店では時短営業中にイタリア発祥のスイーツ「マリトッツォ」や総菜パンのテークアウト、百貨店での総菜販売などを充実させた。オフィス街に近い池袋店ではランチ営業の継続を検討する。

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