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» 2021年12月09日 08時46分 公開

「大東亜以下」メール誤送信でマイナビ炎上 露呈した「学歴フィルター」の実態企業側の本音(1/2 ページ)

就職情報大手「マイナビ」が学生向けに送ったとされるメールがネット上で拡散、騒ぎになっている。企業が難関大学の学生に優先的に情報発信したり、採用選考で大学によってふるいにかける「学歴フィルター」の存在が露呈したというのだが、実態はどうなのか。

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 就職情報大手「マイナビ」が学生向けに送ったとされるメールがネット上で拡散、騒ぎになっている。企業が難関大学の学生に優先的に情報発信したり、採用選考で大学によってふるいにかける「学歴フィルター」の存在が露呈したというのだが、実態はどうなのか。


 ネット上に出回っているのは、「マイナビ新卒採用事務局」が学生向けに送信したとされるメール。企業のインターンシップを紹介する内容だが、何らかの手違いか、件名に「大東亜以下」と記載されていた。

 一般に「大東亜帝国(大東文化大、東海大、亜細亜大、帝京大、国士舘大)」と総称されることから、大学ごとに発信する情報を分けていた可能性が指摘されている。

 マイナビ広報部は夕刊フジの取材に、メールは首都圏在住の学生に向けて送ったものだと認めた上で、「大東亜以下」という文言の意味については、複数の面談枠を管理する作業に用いていた名称が誤ってタイトルに添えられたものとし、「学歴によって一部の学生が有利になることは行っていない」と回答した。

 採用活動と学歴の関係について、大学ジャーナリストの石渡嶺司氏は「1970年代までは特に大企業で事前に求人を行う大学を限定する風潮があったが、バブル景気下の超売り手市場を機にこの仕組みは崩壊した。今は露骨な学歴フィルターは存在しないが、就職ナビサービスを通して大学別に情報発信の優先順位を設ける仕組みはある」と解説する。

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