全国の小中学校を対象に1人1台のタブレット端末などを配備する政府の「GIGAスクール構想」が、令和4年度末時点で99.9%の自治体で整備された。学校のデジタル化が進む一方、生徒や教員を悩ませているのが「教室用机の狭さ」だ。机からうっかり端末を落としてしまう事故が相次いでおり、文具大手のコクヨはこのトラブルに対応した新たな机といすを開発した。教育現場の変化から出た課題が新たなビジネスチャンスを生んでいる。
「ガシャン!」。教科書を追っていた生徒らの目が、一斉に大きな物音がした机の方へ向いた。「端末や教材を落とす度に授業が中断され、子供たちの集中が途切れてしまう」とため息をつくのは、埼玉大教育学部附属小学校(さいたま市浦和区)で2〜4年生を担当する国語教師の男性(37)だ。
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