三井アウトレット木更津が“日本最大”に 新たな集客戦略は?過去最大の増床(1/2 ページ)

» 2025年06月21日 09時30分 公開
[産経新聞]
産経新聞

 大型商業施設の三井アウトレットパーク木更津(千葉県木更津市)を運営する三井不動産(東京都)は、23日に同施設の第4期増床エリアが開業するのを前に20日、報道機関向けの内覧会を開いた。今回の増床により新たに30店舗が出店。アウトレット施設では日本最多の全330店舗となる。国内アウトレット初の常設スケートボードパークを新設するなど、買い物するだけでなく滞在・体験型の施設を目指す。

photo 直営店としては日本最大の売り場面積を誇るナイキの店舗=20日、千葉県木更津市(鈴木貴之撮影)

 今回の増床の大きなテーマはスポーツ・エンターテインメント。新たに出店する店舗もスポーツや健康関連が多い。ゴルフグッズブランド「PXG」やスケートボード用品専門店「インスタント」はアウトレット国内初出店となる。

 中でも目玉は日本最大の売り場面積となる「ナイキ」の直営店。リニューアル前の2倍の面積に拡大し、約2万点のアイテムを扱う。巨大な店舗内にはシューズだけでも壁のような巨大な棚が複数そびえ立っていた。

photo 屋根付き広場「ルーフテラス」で開かれたヨガのイベント=20日、千葉県木更津市(鈴木貴之撮影)

 増床のもう一つの特徴が、店舗と連携する体験イベント施設だ。屋根付き広場「ルーフテラス」などでは、新設エリアに出店しているヨガ用品「ルルレモン」やアウトドアグッズの「ザ・ノース・フェイス」によるイベントが予定されている。

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