個別施設の例では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の「1 デイ・スタジオ・パス(大人)」が1万1900円と全国で最高額となった。
電気代や人件費などの運営コスト上昇に加え、混雑緩和や待ち時間の短縮といった「付加価値」を打ち出す高価格帯チケットの導入も進む。テーマパークでは「プレミアム化」の傾向が強まる。こうした値上げが進むことで、若者のテーマパーク離れやリピーター離れ、来園意欲の低下も懸念される。
TDBの担当者は「大規模な施設を中心に、来場者数から単価重視への流れが強まっている」と指摘し、「来年以降も価格改定が続く可能性がある」と分析している。
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