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「さいたま水上公園」に歓声響かず 埼玉の名物、50年で幕最後の夏(1/2 ページ)

埼玉県民の夏のシンボル「さいたま水上公園」の夏季プールの営業が新型コロナウイルスの感染拡大により、2年連続で中止された。同プールは老朽化などのため、今年度で営業終了が決まっており、県民から、惜しむ声が上がっている。

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産経新聞

 埼玉県民の夏のシンボル「さいたま水上公園」(上尾市)の夏季プールの営業が新型コロナウイルスの感染拡大により、2年連続で中止された。同プールは老朽化などのため、今年度で営業終了が決まっており、“最後の夏”を楽しめなかった県民から、惜しむ声が上がっている。半世紀にわたって県民に愛された名物がコロナ禍の中で姿を消していく。

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入り口に営業中止の看板が掲げられたさいたま水上公園のプール=8月11日、上尾市(兼松康撮影)

 昭和46年7月、県誕生百年記念事業の一つとして建設された。「海なし県」埼玉に「大型レジャープールを」という構想が元だったという。

 開業50年の節目。営業最終年度となる今夏、何とか開園しようと万全の体制で準備を進めてきた。

 同公園を管理する上尾運動公園管理事務所の高橋一将管理課長によると、チケットの販売枚数を制限。造波プールは波を起こすのを止めるなど、密になりやすい環境を回避した。コロナ下での営業に向け、チケットの販売を始めた矢先、感染の急拡大で急転直下の営業中止となった。

 「ピーク時の利用者は年間で80万人」(高橋課長)といい、県の夏の風物詩だったが、施設の老朽化が進み、近年は毎年5万〜6万人程度の来場者だったという。

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