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“アジア唯一”な魅力

 「オメガ」「ブレゲ」「レオン・アト」「ブランパン」「グラスヒュッテ・オリジナル」「ジャケ・ドロー」、そして「スウォッチ」――銀座の中央通りにある“時計好きのオアシス”「ニコラス・G・ハイエック センター」は、スウォッチ グループが持つ7ブランドの直営店が一堂に集うウォッチ・ランドマークだ。1階のエントランスには各ブランドのショールームが並び、それぞれがショップへと通じるエレベーターになっている。

壁を取り囲んでいる2500本あまりの“歴代スウォッチ” ニコラス・G・ハイエック センター

 その中でも、スウォッチの旗艦店「スウォッチ ブティック銀座」へ通じるショールームは、ひときわポップ。壁を取り囲んでいる2500本あまりの“歴代スウォッチ”たちは、ブランドの魅力である豊富なラインアップを象徴するとともに、ガラスに隔たれていないそれらのディスプレイが、性別や世代をこえて身に付けられるスウォッチの“身近さ”を感じさせてくれる。

時計を“着替える”――スウォッチの魅力
スウォッチ ブティック銀座01

 「洋服に合わせて時計を“着替える”というコンセプトを、スウォッチは持っています。私たち販売員も、それを常に意識してお客様と接しているんです」――そう語るのは、店長の大熊 有里佳さん。時代のトレンドを取り入れながら軽やかにモデルチェンジするスウォッチの“フレッシュ”さは、やはりそういったコンセプトに基づいた結果なのだろう。加えて、多くの人に“着替え”を許すリーズナブルな価格は、スウォッチを語る上で欠かせない要素だ。

 いわゆるステータスとしての腕時計が持つ緊張感は、時に人を身構えさせる。遊び心あるデザインで見る人の心を開かせる、スウォッチのフレンドリーでボーダレスな雰囲気は、高級ウォッチブランドには真似のできない、スウォッチだけが持つ魅力といえるだろう。

スウォッチ ブティック銀座が持つ、“アジア唯一”の魅力

 スウォッチブランドの旗艦店であるスウォッチ ブティック銀座では、ショップ中央のテスターを中心に、シーズンごとの最新モデルがズラリとディスプレイされている。もちろん、これだけでも足を運ぶ価値はあるのだが、このショップの魅力はなんといっても、アジアで唯一、「Swatch Vendôme Collection」(スウォッチ ヴァンドーム コレクション)を扱っているということだ。

 2000年にパリのヴァンドーム広場にある店舗で取り扱いが始まり、2002年にイタリア・ミラノのスピーガ通り、そして2007年に日本の銀座に上陸したヴァンドーム コレクション。初回生産限定で販売されるこのコレクションは、スウォッチならではの遊び心を備えつつ、より洗練された、ハイクラスな雰囲気を備えたシリーズとして展開されている。

スウォッチ ブティック銀座02
店長の大熊さん(左)と、店員の永岡さん(右)

 “アジア唯一”という魅力は、国内だけでなく海外からの来店者にとっても大きな魅力。スウォッチ ブティック銀座は免税店でもあり、海外からの旅行者などはパスポートを見せることで免税価格でのショッピングができる。「特に近年では中国からの旅行者が訪れることが多いです」と語るのは、店員の永岡 蓮英さん。中国語と日本語を使いこなし、中国語圏からの来店者にも、充実したサービスを提供するスタッフだ。「中国から銀座に訪れるお客様は富裕層の方が多く、おみやげとしてスウォッチを買っていくことが多いです。また、オートマチックの時計を好んで買われる方が多いですね」(永岡さん)。

 現在スウォッチ ブティック銀座には、「Chinese New Year 2008」など、中国にまつわるコレクションも販売されている。それらのモデルを、ヴァンドーム コレクションとともに、次ページで紹介しよう。

取材・文/+D Style編集部