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この世の中に「おいしいものはキライだ!」という人は、よっぽどの変わり者でない限り皆無といっていいだろう。“グルメ”というジャンルの最大の利点は、誰もが関心を持つ事柄ということである。特に女性のウケは抜群。「とびっきり美味しいものを食べに行こう!」と誘われて眉をひそめる女性はほとんどいないはずだ。 グルメブログによって人脈や交流が広がったというブロガーは多い。難しい話をしなくとも、「食」を介すれば人の心はつながっていく。オフ会に参加しやすいのも、要因のひとつかもしれない。 「グルメブログは、ただ食べるだけではなく、食を通じて交流が広げられるツールとしても使えるかもしれません。実際に『くにろく』を運営していて、企業からイベントに呼ばれたり、テレビの依頼が来たり、著名な方にもお会いできました。今後は地域コミュとのコラボレーションも積極的に行って記事にしていきたいです」(「くにろく東京食べある記」・くにさん) またメディアが発信する情報より口コミパワーの方が大きい場合もある今、αブロガーはレストラン側から歓迎されることが多い。特にニューオープンの新店にとっては嬉しい来客である。 「当店では、撮影やブログへの掲載は大歓迎です。お客様がお感じになられたままに、いかようにもお書きくださればと思っております」(汐留「オリオリア」・原店長) |
四季彩・汐留イタリアン「オリオリア」 シェフ自ら厳選した築地直結の旬の食材を、素材が持つ本来の旨みが味わえるようグリルを中心とした新感覚のイタリアン。豊富なメニューは、前菜がAll\500でリーズナブル!
東京都港区東新橋2-14-1 |
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感じたままをブログで表現する……。とはいえ、せっかく得た人脈や縁を、うっかりした振る舞いで失ってしまっては台無しである。運営のモラルやスタンスについて、「ゴージャスカレー姉妹」の華麗叫子さんは「お邪魔させていただくという、謙虚な気持ちを大切にしている」と語る。 「人って、楽しそうなところに集まってくるもの。なので、批判はあえて載せることはせず、気に入ったお店のみを採り上げるというスタンスを取っております。毎日新しいレストランを開拓しておりますが、謙虚な気持ちを胸にニコニコ顔で入ってゆきますの」(華麗叫子さん) 料理が運ばれてくると、箸をつける前にカメラのレンズを構えたくなるのがブロガーとしての人情かもしれないが、店内やメニューの撮影に関しても、配慮は忘れないようにしたい。店側から注意を受けたりすると楽しい時間は台無しであるし、特に女性が一緒ならば尚更だ。 「お店の方とのやりとりを楽しみながらオーダーし、その時に撮影してもいいかどうかをお聞きしますわ。にこやかに切り出しますとお店も協力的になって下さったりして、双方気持ちよくお食事ができますの。また、記事upのお知らせをメールしたり、お礼状をお送りするなど、良い関係を築くようにしておりますわ♪」(華麗叫子さん) |
「銀座小はれ日より」 東京都中央区銀座1-15-8 銀座耀ビルB1 華麗叫子さんも3日続けて通ったという、通に人気の美食同源中華レストラン。おまかせメニューが中心。 |
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ブログは“自分プロデュース”の発表の場。気持ちの良いマナーとコミュニケーションによって、可能性は楽しく広がっていく。まずは自分の特技やキャラクターを見つめ、αブロガーへの一歩を踏み出してみよう! |
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美味しい料理を美しく撮影することによって、さらなるアクセスアップが期待できるというもの。素人がデジカメで撮影する時のワンポイントのコツを、デジタルカメラのカリスマレビュアーであるプロカメラマン・永山昌克さんにうかがってみた。 |
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