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プラネタリウムを携帯するという新常識


天体ウォッチ ASTRODEA(アストロデア)
天体ウォッチ ASTRODEA(アストロデア)バージョンアップ版2006年リピートモデル「全天ウォッチ」(左)、「新南天ウォッチ」(中)、「新月齢ウォッチ」(右) 発売:2006年8月 価格:オープン メーカー:シチズン・アクティブ天体ウォッチ ASTRODEA(アストロデア)バージョンアップ版2006年リピートモデル「全天ウォッチ」(左)、「新南天ウォッチ」(中)、「新月齢ウォッチ」(右) 発売:2006年8月 価格:オープン メーカー:シチズン・アクティブ
各モデルにオリジナルルーペが付いてくる

 ASTRODEAウォッチシリーズ、2006年改良モデルが登場。北緯35度星座全天表示型「全天ウォッチ」と、北緯35度星座ワイド南天表示+南緯35度星座全天表示型「新南天ウォッチ」には、2006年モデルから文字板リングの日付目盛に星座ウォッチとしては初めて、1日きざみの日付目盛が採用され、より正確な合わせ込みができるようになっている。北緯35度の月齢表示型「新月齢ウォッチ」は、月齢と月の満ち欠けの関係に加えて、太陽と月の方位高度、シリウスとアルクトゥルスの方位高度、地方恒星時、天文薄明判定機能のほか、日の出と日の入りの時刻も知ることができる。
 3種類ともに2005年デビューモデルから、天体表示部のコントラストと色調バランスが改善され、視認性が高まった。またオリジナルのルーペ付きなので、文字盤の細かい部分の確認も問題ない。デザイン性も備わったこの腕時計は、天文ファンならずとも気になる一品である。ちなみに2006年リピートモデルは全天が500個、新南天、新月齢が300個の限定生産品なので、お見逃しなく。



PSP専用ソフト ホームスターポータブル
プラネタリウムクリエイター 大平貴之監修 ホームスター ポータブル ジャンル:星空ナビゲーター 対応機種:PSP プレイ人数:1人 発売:2006年10月19日 価格:3280円(税込み) メーカー:セガ

 前ページにて紹介した「ホームスター」がPSP専用ソフトに姿を変えて誕生した。こちらもやはり大平氏監修のもと作られたもの。500万個もの星データが収録されており、日時や場所を設定することで星空を再現できるほか、プラネタリウムのように、星や星座に関する解説を聞くことができる。
 星空は、2億5000年前の恐竜時代のものやオーロラまでを再現。しかも東京であれば車のクラクションであったり、ハワイであれば現地の動物の鳴き声が聞こえるという具合に、世界中の空とともに現地にいる感覚が味わえるようになっている。
 「ファンタジーシアター」では、季節の星座や太陽系、流星、日食などの物語から選択し、字幕、ナレーション付きのプラネタリウム番組が楽しめる。番組に収録されている楽曲は「サウンド」メニューで再生することも可能だ。なお、ゲームシェアリングや、12月7日発売の「PSP用GPSレシーバー」にも対応している。GPS機能すれば、現在地の緯度、経度の情報や、現在地の星空をも教えてくれる優れものである。

恐竜時代の星空を再現 現在位置の星空を表示するGPS機能付き
(C)SEGA 「ホームスター」(TM)は、株式会社セガトイズの商標です。


万華鏡型 STELLASCOPE(ステラスコープ)
STELLASCOPE(ステラスコープ) サイズ:6.5(幅)×6.5(奥行き)×22(高さ)センチ 重さ:約140グラム 素材:プラスチック 価格:4305円(税込み) メーカー:フランス・Sculpturesjeux

 STELLASCOPE(ステラスコープ)は、南北両半球の緯度20度〜60度の全地域を表示する。星図はフランス国立地理院の協力を得て作られており、そこに5等級までの約1500の星が収録されている。1等星や2等星の一部には日本語で名前を表記。その他にはバイエル名(ギリシア文字)が付けられてる。接眼部を前後に動かしてピントの調整も可能。付属のキーホルダー型ミニLEDライトで、暗い中で実際の星空と比較鑑賞するのもいい。

このページの商品に関するお問い合わせ先

シチズン・アクティブ
セガ
アストロアーツ
http://www.citizen.co.jp/cactive/astrodea/index.html
http://sega.jp/soft/home.html
http://www.astroarts.co.jp/

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取材・文/+D Style編集部

撮影/香野 寛