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日常生活に溶け込むユニバーサルデザインの使いやすさ
住み始めて分かる「本当に暮らしやすい設備」

 Universal(普遍的な、すべての)Design――つまり、健常者/障害者、子供/老人、男性/女性といった区別なく、あらゆる人が使いやすいように考えて製品・建物・環境をデザイン・設計するという概念だが、「レクセルマンション」はこのユニバーサルデザインを業界に先駆けて取り入れたことで知られている。

こだわりの企業が育む「こだわりのマンション」

 レクセルマンションを展開する扶桑レクセルという会社は、もともとエンジニアリング事業から興している。技術に裏付けられた事業で会社を拡大してきただけに“ものづくりへのこだわり”はマンション事業にも脈々と受け継がれているのだ。いかんせん、職人気質からか、そのこだわりをひけらかさないのだが、その良さは住み始めてみるとジワジワと実感してくる。

 そのこだわりの1つが、前述したユニバーサルデザイン思想。エントランスと住居エリアをつなぐ段差に、車椅子などでも使いやすくスロープをつける設計は日本でもよく見かけるようになったが、勾配が急であったり、勾配を和らげるためにクネクネと蛇行させているケースが少なくない。建築基準法では「勾配は1/8以下」と定められているが、実際には1/8以下程度では勾配がきつく、車椅子での昇降は危険を伴うこともある。

建築基準法の勾配は1/8。病院や商業施設などに用いられるハートビル法の勾配は1/12。レクセルマンションでは、さらに緩やかな1/20勾配を採用

 レクセルマンションのスロープは、建築基準法を大きく上回る1/20という勾配で設計されている。ここまでくるともはや“坂”という感覚は皆無で、普通の廊下のように歩ける。ここが“こだわりのポイント”なのだ。車椅子の人が楽に使えるだけでなく、普通に歩く時も意識せずに使えること――。これが扶桑レクセルが考えるユニバーサルデザインなのだ。

日常生活に溶け込むユニバーサルデザインの使いやすさ

 住居内にも、そんな“普通に使えるユニバーサルデザイン”があふれている。例えば玄関ドアや居室の扉には、まっすぐに押し引きするだけのワンアクションで開閉できるプッシュプルドアを採用。力をかけずに開閉でき、荷物で両手がふさがった時などにも重宝する。

従来のスイッチの高さは約1.3メートル、コンセントは20センチ。レクセルマンションでは、スイッチ1メートル、コンセント40センチ

 また車椅子でも余裕で通れる幅1メートル以上の廊下は、大きな荷物を抱えての通行にも便利だ。そしてコンセントは床から40センチと通常より高いため大きくかがむ必要が無く、逆に照明スイッチは床から約1メートルと通常より低いため子供でも無理なく手が届く。
そのほかにも、洗面室と浴室との段差を20ミリ以下としたバリアフリー設計、ステップ付き浴槽、各所に設けられた握りバー、玄関の可倒式こしかけなど……。使い込むほどに便利さを実感できるユニバーサルデザインの事例には枚挙にいとまがない。

 意識せずに日常生活へと溶け込む「ユニバーサルデザインの使いやすさ」が、“人に優しい”住まいにつながっていくのだろう。

取材・文/+D Style編集部

 

取材協力/扶桑レクセル

http://lxm.lexel.co.jp/

取材地/レクセル荻窪

http://lxm.lexel.co.jp/mansions/MV000562/

提供:扶桑レクセル株式会社
この情報は2007年6月1日現在のものです。