ではiA以外の撮影モードを。撮影モードの画面をタップすると、撮影モード表示とフリック操作のガイドが出る。
パワーLCDをオンにすると画面が明るくなるので、屋外での撮影時にいい。右にMENU系のアイコンが並んでいて、タブをタップしたときと同じ項目が現れる。撮影モードに加えて、MENUをタップすれば、カメラ・動画・設定・カスタマイズが現れる。
左右フリックに割り当てられているマイカラーは、まあ、デジタルフィルタだと思っていい。
マイカラーは標準を合わせて12種類。セピア、白黒、ポップ、ピュア、シック、ソフトフォーカス、ピンホール、水彩画、ノスタルジー、トイ、ファンタジー。
そこから派手めなのを3つばかり。
続いてシーンモード。シーンモードは全部で13種類。アイコンがカラフルで見やすい。
美肌には独立した撮影モードが割り当てられている。肌を滑らかに補正してくれる。
残り2つはちょっと面白い。まずはHDR。ダイナミックレンジを広くする機能だ。これで静止画を撮るときは3.1Mサイズに小さくなるが条件によって効果は大きい。
iAモード時も逆光と判断されると「HDR」アイコンが表示されるので、ここで「HDR」をタップするとHDRモードでの撮影になる。
HDRモードで動画を撮ると、HDR動画になる。HDR動画だとどのくらい違うのか。明暗差が極端に大きなシチュエーションだとこのくらい差が出る。どちらも再生中の動画のスクリーンショットだ。
ノーマルの方は空が白くトんでしまっているが、HDRの方はシャドウ部を持ち上げつつ、空の白飛びもぎりぎりまで抑えられている。
最後はナイトショット。複数枚を高速連写してカメラ内で合成してブレやノイズの少ない写真を作ってくれるというもの。いわゆる「手持ち夜景」だ。撮影後にBefore/Afterを比べて表示してくれるのが面白い。このときも画像サイズは3.1Mになる。
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